蹴りたい背中

文藝春秋にて読みました。
内向的な少女の胸中ってこんな感じなのか〜って思った。
私が普段思わないような思考回路かも！
ヲイヲイ、それは思い込みだよーってツッコミたくなったり、
それでいて妙に共感出来るところもあったりで。

これは恋なの？っていうような微妙な感情を異性に抱く主人公。
男の子は引くようなヲタク系。
主人公でさえ引いたりしてるのに、
何故だか読んでいて主人公が彼に惹かれる気持ちに同調しかける。
そして好きな人ほどいじめたくなる精神が起こる主人公。
タイトルの意味が分かるサディスティックな心。

ちょっと一般的じゃないけど、1つの青春の話だと思った。
インストールも是非読んでみたいな。